
故郷を思い浮かべながら
聴いてもらえたらと思います
新曲「郷愁おけさ」を初めて聴いた時、どんな印象を受けましたか?
「歌い出しから耳に残るメロディが印象的で、感動しました」
故郷を懐かしむ、切なさを感じるメロディが胸に染み入りました。
「そうですね。誰にでも故郷はあると思うので、皆さんの故郷を思い浮かべながら聴いてもらえたらと思います」
レコーディングの際に、特に気をつけていたことはありますか?
「この曲は、本格王道演歌で民謡テイストも入っているので、久しぶりに“こぶし全開”で歌いました。歌っていて、とても気持ちが良かったです(笑)。歌詞の中の“来いと云うたとて 行かりょか佐渡へ”というフレーズを歌うのが難しかったのですが、印象に残る部分でもあるので個人的に気に入っています」
なるほど。レコーディング中の㊙エピソードがあれば、教えてください。
「この曲は、数々の名作を生み出されているお二方(作詞:久仁京介先生、作曲:四方章人先生)に書き下ろしていただいたのですが、レコーディングにも立ち会ってくださいました。その際に『こんなに“この人だから歌える”という作品とめぐり会えることは少ないから、大切に歌ってね』と声を掛けてくださり、背筋が伸びる思いでレコーディングに臨みました」
杜さんといえば、“チーム細川”の一員でいらっしゃいます。師匠の細川たかしさんからのお言葉で、強く心に残っているものは何かありますか?
「“コンサートに来てくださるお客さまを大切にしなさい!”という言葉は、今でも心に強く残っています」
普段、カラオケには行かれますか?
「一人で、練習するためによく行っていました。いつも歌うのは松山千春さんの曲ですね。父の影響で幼い頃からよく聴いていたので、ほとんどの曲を歌えると思いますよ(笑)」
「郷愁おけさ」をカラオケで歌う時のポイントがあれば、教えてください。
「強弱をはっきりつけて、それぞれの故郷を思い描きながら、気持ちを込めて歌ってもらえたらいいと思います」
最近は、SNSでライブ配信をされるなど、積極的にSNSを通じてファンの方々と交流されています。それによってご自身が得たこと、感じたことはありますか?
「今までは当たり前のように、コンサートやイベント、キャンペーンなどで、ファンの皆さまと直接会って交流することができていましたが、今はそれがとても困難な状況です。会えない日々が続く今、改めて、応援してくださるファンの皆さまのありがたみを強く感じています」
最後に、今後の活躍を楽しみにしている方々にメッセージをお願いします。
「今年で、デビュー八年目になりました。縁起の良い八年目(末広がり)なので、ご縁を大切に頑張っていきたいと思います! 引き続き応援よろしくお願いいたします!」