清水翔太インタビュー

―ニューアルバム『FLY』が発売となりますが、今作のテーマとコンセプトを教えてください。

一昨年の2月にベスト盤を出して、去年の3月に前作『PROUD』をリリースしたんですが、僕の中ではベスト盤が一つの区切りになりました。それまでは、自分を見つけてくれた会社の人たちに恩返しをしたいという気持ちもあって、周りの意見も取り入れてバランスよく制作してきたんです。J‐POPとしてのキャッチーさやポップスらしさを90%、残り10%が自分の趣味的な音楽の部分という比重で。でも、ベスト盤でその方向性にいったん区切りをつけて、次は自分の音楽というものをより表現していきたいと思うようになりました。

―その気持ちで作ったのが、前作『PROUD』だったんですね。

はい。それまでの比重を逆転させて、キャッチーな感じを10%、僕個人の趣味的な音楽要素を90%に。それが良い評価をいただいて、音楽性が少し変わったのにもかかわらず、ライブでもファンのみなさんに好評で、今まで以上に盛り上がってくれたのが自信になりましたね。なので今作は、前作の路線を軸にしつつも、もう少しポップスらしさを意識して仕上げてみました。今の自分に見えているもの、感じているものを鮮度のいいうちに音楽にすることを心掛けたので、言ってみれば、今の自分の生きざまがテーマになっていますね。

―収録曲の一つ、「My Boo」の歌い方のコツやアドバイスをお願いします。

自分にとってのキャッチーさを生み出すという可能性を模索しながら作った曲で、おかげさまでパーティーアンセムとしてたくさんの人に聴いてもらえています。この曲ではオートチューンを使っていて、低い音程をキープしながらラップしているので、生で歌うのはかなり難しいと思います。音程を気にせず、みんなと一緒に楽しく歌ってくれたらうれしいですね。

―最新シングル「FIRE」はどうでしょうか?

こちらも結構難しい曲です(笑)。タイトル通り、情熱的で燃えるような思いを歌った曲なので、しっかりと感情移入するとうまく歌えると思います。ラップは、歌の部分と違って逆にクールな感じで歌うといいんじゃないかな。

―今年、デビュー10周年を迎えます。

ただシンガーとして歌うだけではなく、明日も頑張ろうと思ってもらえるような生きざまを見せられるアーティストでありたいと思っています。今、回っている全国ツアーも、これからの新曲も、それぞれ生きざまを感じてもらえるようなものにしていきたいですね。

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