あいみょんインタビュー

―独特の視点で強烈な歌詞を描き、どこかフォーキーなイメージを漂わせる曲に乗せて歌うシンガーソングライター・あいみょん。新曲「君はロックを聴かない」は、爽やかな夏の風を感じさせるミディアムロックチューンだ。

「この曲は、ちょうど1年前に夏の曲を作ろうと思い、書き始めたものです。大切にしたのは歌詞にもある"青春の音"。誰もが、好きな子が自分の好きなロックを聴いていてハッとしたり、好きな人が聴いているロックを好きになったりと、それぞれの"青春の音"があると思うんです。この曲も、聴く人それぞれの"青春の音"に想いを重ねながら聴いてもらえたらうれしいなと思いつつ歌いました」

―それぞれが心に持つ"青春の音"のように、音楽には思い出が重なるもの。あいみょんにも、そのような特別な曲があると話す。

「私が小学生の頃、ダウンタウンの浜田雅功さんと槇原敬之さんが歌う『チキンライス』の意味を理解せずに、ただ"好き"という気持ちでずっと聴いていたことがあって、父に『そのうち、この曲の意味が理解できるよ』と言われていたんです。中学生になってからふとその言葉を思い出し、ちゃんと聴き直してみたら父の言う通りしっかり理解ができて、曲の深さをあらためて知ったんです。それからは『チキンライス』がもっと大事な曲になりました」

―この「君はロックを聴かない」を歌うなら? と、カラオケで歌う時のポイントを教えてもらった。

「Aメロがかなり低いんです。女の子はキーを上げて歌うといいかもしれませんね。さらに、この曲は、青空や公園の緑に囲まれて歌うと気持ちがいいと思います。いきなり歌うのは恥ずかしいと思うので、そういった風景を想像しながら歌ってもらえたらうれしいです。私はカラオケにあまり行くタイプではないんですが、行った時に全力で歌うのは恥ずかしいので、『ラムのラブソング』などのアニメソングや、『キテレツ大百科』の『はじめてのチュウ』などのキャラクターの声をまねしながら歌っています(笑)」

―ちなみに、曲のタイトルにもあるロックを聴かないタイプの男性は好み?

「う~ん…。ロックを聴いていなくても、ジャンルを問わずいろんな曲を聴いてほしいですね。でも歌謡曲や渋い曲を知っていたら"おっ!"と思います(笑)」

―楽曲からは大人っぽいイメージを持つ彼女だが、素顔は等身大。新曲を発表するたびに違った輝きを放つあいみょんの、さらなる進化が楽しみで仕方ない。

▲ページの先頭へ